事業内容

事業内容

組織と役員会の強化拡大

1.沖縄県病院薬剤師会の会員数について

6年制薬剤師が既に県内各施設で活躍しており、さらに病棟薬剤師業務実施加算、ふるさと実習の拡大などを受け、今後も積極的に病院薬剤師会の会員増大に努める。R4年度に目標としていた正会員 500名を達成したが、今後さらなる会員増大に努めていく。

※会員数の年度別推移(6月総会時点での会員数 ※賛助については最新情報)
  H26年 H27年 H28年 H29年 H30年 R元年 R2年  R3年  R4年 
正会員 404 407 417 413 433 430 458 477 522
特別会員 10 8 7 5 5 6 6 9 7
賛助会員 37 42 36 32 26 27 22 24 22
計(正+特) 414 415 424 418 438 436 464 486 529
1)年会費
会費:10,000円 内訳: 日本病院薬剤師会会費
沖縄県病院薬剤師会会費
8,000円
2,000円
賛助 会費:30,000円     沖縄県病院薬剤師会会費 30,000円
2)会員のメリット
  • 日本病院薬剤師会雑誌(JJSHP)が毎月送付
  • 病院薬剤師賠償責任保険への加入資格
  • 病院薬剤師会主催・共催・講演の研修会への参加
  • 日病薬病院薬学認定薬剤師(CPC認証)取得、日本病院薬剤師会の生涯教育認定取得
  • 日本病院薬剤師会認定専門薬剤師が取得可能
  • 日本薬剤師研修センター認定実務実習指導薬剤師が取得可能

2.賛助会員への入会促進

1)年会費 30,000円/年(年度単位での入会)

2021年度より、入金時期を変更予定(4~6月くらいに年度分の会費を入金依頼)

2)会員のメリット
  • 日病薬病院薬学認定シール購入代金及び事務手数料 無料
  • 各種専門薬剤師制度の認定シール購入代金及び事務手数料 無料
  • 認定単位付きの講演会・研修会は、県病薬ホームページに掲載される(参加者増)
  • 沖縄県病薬会誌1冊無料配布:年1回発行(冬頃) 県内薬剤師の活動、新人紹介、県内薬剤師名簿など掲載 ※希望される場合、希望の旨お伝えください
  • 沖縄県病薬会誌への広告掲載の割引 ※詳細についてはお問い合わせください(広告は随時募集)
  • 沖縄県病薬会誌への賛助会員一覧として掲載 沖縄県病院薬剤師会会員全員に配布される会誌へ掲載される

3.日本病院薬剤師連盟への入会促進(年会費:3,000円)

薬剤師の社会的(制度的)地位向上を促進するために、日本病院薬剤師連盟への入会を促進し体制を強化する。

4.役員会活動の活性化

病院薬剤師会活動の強化拡大を図るため、役員16名体制で取り組んでいる。今後も会員数の増加に伴い、県病薬活動への若手薬剤師の積極的登用や理事枠の増員など、役員会の体制強化と活性化に努めたい。

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学術・教育研修活動の推進

1.学術講演会活動の推進

病薬あるいは分科会主・共催で日病薬病院薬学認定薬剤師、各種専門認定の学術講演会・研修会を多数開催している。また平成29年より沖縄県病院薬剤師会・学術研究発表会(会員より5演題の学術発表)も開催している。引き続き教育研修推進のために学術講演会等を積極的に開催したい。

2.新任薬剤師研修会の開催(県薬と共催)

病院勤務3年未満の薬剤師を対象に薬剤師としての倫理・役割、病院薬局業務についての基礎的知識・技術の修得を目的として年1回程度開催する。

3.その他

次の委員会の県内担当者がいるので、関連活動については会員全員で協力する。(令和4年6月現在)

名 称 責任者 責任者所在施設名 連絡先
実務実習委員会 姫野 さやか 大浜第二病院 098-851-0102
広報委員会 戸北 浩志 那覇市立病院 098-884-5111
中小病院担当者 姫野 耕一 大浜第一病院 098-866-5171
精神病院担当者 城間 千賀子 新垣病院 098-933-2756
介護保険対策担当者 入月 健 中部協同病院 098-853-1200
プレアボイド担当者 山内 祐子 琉球大学病院 098-895-3331
療養病床担当者 姫野 さやか 大浜第二病院 098-851-0103

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認定・専門薬剤師育成に努める

1.認定・専門薬剤師講演会の開催(県薬と共催)

2.分科会等活動の促進

以下の分科会を設置し、認定・専門薬剤師の育成を目的として活動する。また各分科会は学会発表や論文投稿を目指して、今年度は研究発表会を開催するよう検討する。(令和4年6月現在)

委員会・分科会名 責任者 責任者所在施設名 連絡先
がん化学療法分科会 鈴木 毅 琉球大学病院 098-895-3331
感染制御分科会      
緩和ケア分科会 佐久川 卓 琉球大学病院 098-895-3331
糖尿病分科会 宮里 弥篤 浦添総合病院 098-878-0231
妊婦・授乳婦分科会 伊差川 サヤカ 琉球大学病院 098-895-3331
NST分科会 橋田 律 琉球大学病院 098-895-3331
精神科分科会 城間 千賀子 新垣病院 098-933-2756
HIV分科会 諸見 牧子 琉球大学病院 098-895-3331

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薬薬連携の強化・拡大

開局・病院勤務薬剤師相互の交流を図り、地域医療に貢献することを目的として薬薬連携の強化・拡大に努める。具体的には、新人薬剤師研修会や学術大会、フィジカルアセスメントWGなどの協同事業の継続、県薬剤師会との合同会議・研修会への参加、さらに在宅関連の無菌製剤などの研修施設として連携を強化したい。

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学会、学術大会に対する協力

九州山口薬学大会、日本薬学会年会、日本医療薬学会年会、その他薬学関連学会への発表を促進し、県薬剤師会と協力しながら学術活動に力を入れていく。

1.主な県外学会・学術大会

  • 1).日本TDM学会学術大会
  • 2).医療薬学フォーラム・クリニカルファーマシーシンポジウム
  • 3).九州山口薬学大会
  • 4).日本緩和医療薬学会年会
  • 5).日本薬剤師会学術大会
  • 6).日本医療薬学会年会
  • 7).日本薬物動態学会年会
  • 8).日本臨床薬理学会年会
  • 9).九州山口薬学会ファーマシューティカルケアシンポジウム
  • 10).日本薬学会 年会

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会誌の発行,ホームページの充実と活用

広報委員会が中心となって病薬会誌「おきなわ」を発行する。また県病薬ホームページの充実に関しては、活動の広報強化の一環として、①病薬会誌のPDF掲載、②分科会活動を充実させるべく8分科会の活動報告を年度別に掲載した。さらに今後は認定・専門取得薬剤師の掲示など、県病薬の活動をアピールできるよう会誌やホームページのさらなる充実を図りたい。

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新規事業への取り組み予定

1.フィジカルアセスメント普及

県病薬会員のフィジカルアセスメントのスキル向上と普及を図るため、ワーキンググループ(WG)が平成24年から活動している。引き続き、各病院施設から1~2名の若手薬剤師に開局薬剤師も加えてWGメンバーを募集、研修施設は琉球大学クリニカルシミュレーションセンターを利用し、講師を各インストラクターが担当し特別講義を含む合計10回以上のWGを実施する予定である。

2.実務実習生交流会 ⇒ 実務実習合同発表会

平成24年から「実務実習生交流会」を開催しているが、これは薬学生や受け入れ施設の情報交換や懇親の場として企画したものである。平成25年度から「実務実習合同発表会」と名称を改め、今年度も各施設の実習生の発表を中心に年2回程度開催する予定である。また今後も「ふるさと実習」を推進し、新コアカリの実施に伴い保険調剤薬局薬剤師との連携をはかりつつ、長期実務実習の充実に努めたい。

3.病棟薬剤師業務実施加算の推進

病棟薬剤師業務は既に病院薬剤師の重要な業務となっていることから、当会では病棟薬剤師業務実施ワーキンググループ(WG)を結成し、1年間を通して活動している。今後もWGで情報をまとめて、本加算における問題点の抽出や効率的な取得方法など情報の共有化を図り、病棟薬剤師業務実施加算の積極的展開を目指していきたい。

4.新規事業の検討

平成29年度から新規事業として「第1回沖縄県病院薬剤師会学術研究発表会」を開催、平成30年も第2回目を開催した。今後も、その内容や時期を含め更に検討し、学術活動の活性化を目指していく予定である。

5.その他

各種認定・専門薬剤師制度の取得を見据えて、県外開催の学会における学会発表促進、論文投稿支援、奨励金の支給を継続して行う。また腎臓病薬物療法、小児薬物療法認定薬剤師制度など新たな認定制度についても、今後会員のニーズを見ながら検討する。

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その他

生涯教育を促進する。主な認定制度は以下の通りである。

  • 日本医療薬学会 認定薬剤師,指導薬剤師
  • 日本臨床薬理学会 認定薬剤師
  • 日病薬病院薬学認定薬剤師(CPC認証)、 〃 生涯研修認定(単年度のみ)
  • 日本病院薬剤師会 認定・専門薬剤師* がん、感染制御、精神科、妊婦・授乳婦、HIV感染症 *糖尿病療養指導士、NSTも含む
  • 日本病院薬剤師会 認定指導薬剤師
  • 日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師
  • 日本薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師

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